大学院理工学府物質?生命理工学教育プログラム2年の小泉朋矢さんが、QST高崎サイエンスフェスタ2022にてポスター発表優秀賞を受賞しました
大学院理工学府物質?生命理工学教育プログラム2年小泉朋矢さんが、2022年12月高崎シティギャラリーにて開催されたQST高崎サイエンスフェスタ2022にてポスター発表優秀賞を受賞しました。
受賞対象となった小泉さんの研究発表タイトルは「すい臓がんPET診断用ナノ粒子の開発」です。小泉さんは、化学薬品を使うことなく生体高分子を架橋できるγ線を利用して、すい臓がん診断用のナノ粒子薬剤の開発研究を行っています。γ線照射によってタンパク質を架橋しナノ粒子を作製し、PET診断用の放射性銅を担持しました。マウスを用いた動物実験ではナノ粒子薬剤が腫瘍に集積している様子が確認されました。得られた成果は、新規腫瘍診断用薬剤の開発に大きく寄与するものとして期待されます。