大学院理工学府 知能機械創製理工学教育プログラム博士前期課程2年の川鍋渉さんが、Mate2024シンポジウムにて奨励賞を受賞しました
2024年1月23日~24日にパシフィコ横浜にて開催されたMate2024シンポジウムにおいて、大学院理工学府博士前期課程2年(マルチスケール組織?界面制御学研究室)の川鍋渉さんの学術論文が、奨励賞に選出されました。
受賞論文名は「TEMPO 酸化 CNF を複合材とした無電解 Ni めっき膜の成膜および特性調査」であり、荘司郁夫教授、小林竜也助教、飯岡諒氏(投稿時博士後期課程学生)との共著です。
同シンポジウムは、スマートプロセス学会エレクトロニクス生産科学部会の主催で、「エレクトロニクスにおけるマイクロ接合?実装技術」に関する国内最大のシンポジウムです。今年は100件の発表がなされました。奨励賞は35歳以下の優れた学術論文発表に対し発表者に贈られるものです。
本研究は、カーボンニュートラル社会の実現に貢献が期待されるセルロースナノファイバー(CNF)の機構部品や電子部品への適用を目指した研究です。研究チームは、NiめっきにCNFを複合化する手法を無電解めっき法により実現し、最大硬度が得られるめっき条件とそのメカニズムを検討しました。
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