大学院理工学府?物質?生命理工学領域博士前期課程2年の関龍一さんが、7th International Conference on Advanced Capacitors(ICAC2023)にてPoster Awardを受賞しました
2023年9月26日~29日に鎌倉プリンスホテルで開催された第7回キャパシタ国際議会(th International Conference on Advanced Capacitors(ICAC2023))において、分子科学部門?炭素材料電極化学研究室(所属教員:白石壮志教授、畠山義清助教)の関 龍一さんがPoster Awardを受賞しました。ICAC2023では、ポスター発表者16名に対して関さんを含めた6名が受賞しました。https://capacitor.electrochem.jp/award.html
関龍一さんの発表題目は「Effect of Glyme-based Electrolyte on Graphite-oxide Lithium Capacitor」です。
炭素材料電極化学研究室では、キャパシタやリチウム電池などの電気化学デバイス用の新規炭素電極材料の研究開発を主に行っています。
関さんは、炭素材料電極化学研究室で開発した新規なハイブリッドキャパシタ(酸化黒鉛リチウムキャパシタ)について、グライム(Glyme)と呼ばれるエーテル系有機物が電解液の溶媒として優れた性質を示すことを見出し、かつキャパシタの充放電機構の解明の糸口を掴みました。その内容がICAC2023にて高く評価され、受賞に至りました。これは関さんが研究について深く考え、かつ必要な実験を迅速に行うなど日々の努力を怠らなかった結果によるものです。関さんの今後のますますの活躍が期待されます。
関連リンク
白石研究室(炭素材料電極化学研究室)のホームページはこちら