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大学院理工学府知能機械創製理工学教育プログラム博士前期課程2年の渡會和己さんが、Mate2023シンポジウムにて奨励賞を受賞しました

[CATEGORY] 受賞?成果等, 新着情報 [tag]

2023年1月24日~1月25日にパシフィコ横浜にて開催されたMate2023シンポジウムにおいて、大学院理工学府知能機械創製理工学教育プログラム博士前期課程2年(マルチスケール組織?界面制御学研究室)の渡會和己さんの研究開発論文が、奨励賞に選出されました。

受賞論文名は「Sn-58Biはんだとの界面反応抑制効果を有するプローブ材の開発」であり、荘司郁夫教授、小林竜也助教、(株)ヨコオの星野智久氏、佐藤賢一氏、小谷直仁氏、小林俊介氏との共著です。

同シンポジウムは、スマートプロセス学会エレクトロニクス生産科学部会の主催で、「エレクトロニクスにおけるマイクロ接合?実装技術」に関する国内最大のシンポジウムです。今年は2020年以来2年ぶりの対面開催となり、82件の発表がなされました。奨励賞は35歳以下の優れた学術論文発表に対し発表者に贈られるものです。半導体パッケージの電気テストには高精度の微細プローブ材が使用されるが、低融点のSn-Bi系の鉛フリーはんだボールが使用されるパッケージではプローブ材の損傷が起こることが懸念されます。研究チームは、はんだとの界面反応を抑制するプローブ素材を開発し、その抑制メカニズムを金属組織学的見地より明らかにしました。

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