(医学系研究科)記憶を作る分子の働きにドレブリンが関与
大学院医学系研究科の山崎博幸助教らの研究グループは、記憶に働く分子として知られるカルシウムカルモジュリン依存性タンパク質キナーゼ(以下CaMKII)が、同じく記憶に関係する分子として知られるドレブリンと結合し共同してシナプスで働いていることを発見しました。
この発見により、ドレブリンの減少がCaMKIIの働きを弱め、認知症の初期症状を引き起こしていることが示唆されました。このことから、ドレブリンの働きを強めたり、量を増やしたりする薬剤を開発することにより、認知症治療薬開発につながることが期待されます。
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