大学院理工学府 知能機械創製理工学教育プログラム修了の大嶋玲奈さんが、IMPACT2023のBest Student Paper Awardを受賞しました
2024年10月23~25日に台湾の台北南港展覧館で開催されたInternational Microsystem, Packaging, Assembly and Circuit Technology Conference (IMPACT) 2024で、昨年度、大嶋玲奈さん(知能機械創製理工学教育プログラム?令和5年度修了)の口頭発表論文がBest Student Paper Awardに選ばれ表彰されました。
国際学会IMPACTは、世界有数の半導体製造技術を有する台湾で毎年開催されている、実装技術分野の国際学会です。昨年度、大嶋さんは井上雅博准教授、福島孝典さん(知能機械創製理工学領域 博士後期課程1年)との共著で” Electrical Conductivity Control of Stretchable Printed Wires for In-mold Electronics Applications”と題する論文を投稿しました。提出した論文と口頭発表の内容をもとに審査され、今回の受賞となりました。
大嶋さんは、伸縮性印刷配線を真空成形することにより3次元電子回路を作製する技術において、配線抵抗分布の小さな電子回路を作製するための新規の材料技術を提案するとともにプロトタイプの回路を作製し、その有効性を示しました。今後、自動車、家電製品、医療機器などに実装されるヒューマン?マシン?インターフェースへの応用が期待されます。